頚椎(首の骨)のお話
2019/05/27
頚椎(けいつい)、首の骨のことです。
今日は頚椎の話をします。
重たい頭を支える大事な頚椎。
脳幹からいろんなところへ指令を出す
神経の出発点という意味でも大切です。
頚椎は7個あります。
基本的に動物は頚椎は7個です。
きりんの長い首も頚椎は7個です(笑)
ただ「なまけもの」という動物だけは
種によって多かったり少なかったりします。
基本的に背骨の骨と骨の間には、
椎間板という関節が存在しますが
頚椎1番と2番の間には(上から数えます)
椎間板がありません。
頚椎1番は環っか(わっか)のような形なので
別名を環椎(かんつい)といいます。
頚椎2番は、環っかに軸が通っている形なので
別名を軸椎といいます。
この関節を環軸関節といいます。
首を左右に向けるための大事な関節です。
右に首がまわりにくい、左にまわりにくい人は
ここを矯正してもらうと楽に動きます。
火葬のあと「喉仏」を箸で拾いますよね?
あれは本当の喉仏ではなく軸椎なんです。
形が仏様が坐しているような形なのです。
本物の喉仏は軟骨のため火葬で焼失します。
話のネタに覚えておくといいですよ。
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